Spiritbox|幻想と激情を融合させた次世代メタルコア
バンド紹介
Spiritbox(スピリットボックス)は、カナダ・ブリティッシュコロンビア出身のメタルコア/プログレッシブ・メタルバンド。 元Iwrestledabearonceのヴォーカリスト、コートニー・ラプランテとギタリストのマイク・ストリンガー夫妻を中心に2017年に結成された。
幻想的で浮遊感のあるサウンドと、轟音リフ・グロウル・クリーンボイスが交錯する独自の世界観が特徴。 特に女性ヴォーカルでありながら、極端に幅広い表現力を見せるコートニーの歌唱力は世界中で高く評価されている。
2021年リリースのアルバム『Eternal Blue』はBillboardチャートでも上位にランクイン。 メタルコアの中でも“美しさと狂気の共存”を体現する存在として、今もっとも注目されているバンドのひとつだ。
おすすめ曲
① Holy Roller
Spiritboxを語る上で外せない代表曲。圧倒的なグロウルと宗教的な映像美で、一気に世界のメタルファンを魅了した。 まるで悪夢の中に引きずり込まれるような、ダークで神秘的なサウンドが特徴。しょっぱなから激重フレーズとデスボイスで展開される1曲。
② Circle With Me
美しいクリーンボイスとヘヴィなサウンドが見事に融合した名曲。サビのメロディーは感情を揺さぶるほどドラマチック。「ヘヴィなのに泣ける」—まさにSpiritboxらしい魅力が詰まった1曲だ。 筆者も初めて聞いたときはクリーンな声とデスボイスのバリエーション豊かな声にボーカルが2人いるのではないかと思った1曲だ。
③ Soft Spine
開幕から空間系のダークフレーズから最高潮のデスボイスから始まる1曲。メタラーに持ってこいの曲だ。ギターソロはキメキメのタッピングフレーズでついつい手を上げて興奮してしまう1曲である。
演奏・コピーに役立つ情報
- Spiritboxの楽曲は、全体的にドロップG〜A#などの低チューニングを多用。 そのため、7弦ギターやマルチエフェクター(Axe-FX、Helix)を使うと本格的な音作りが再現しやすいだろう。 ギターはディレイとリバーブを深めに設定して「浮遊感と重厚感」を出すのがポイント。 ベースはDarkglass系プリアンプで歪ませるとちょうどいい厚みになるだろう。 ドラムは電子ドラム+DAWでトリガー音を重ねるスタイルも多く、コピーする場合は打ち込みもおすすめ! ボーカルはシャウトとクリーンの切り替えが命!無理せず腹式で練習するのがコツ。といいながら天性の才能も必要(泣)
